男の家計簿術流!活きる家計簿の全体像
ここでは男の家計簿術の全体像をざっくりと紹介します(詳細は「基礎編」の各項で説明しています)。
やるべきことは多くありません。
以下に挙げる流れを繰り返すだけでOKです。
1、家計簿をつける(1年目)
当面の目標は役立つキャッシュフローの作成です。
ただし家計簿の記録を元に作成しますので、まずは1年ほど家計簿をつけるところから始めます。
あせっても仕方がありません。ゆっくり、かつ着実に進めていきましょう(^^
長く続けることが重要ですので、無駄を徹底的に省いて効率良くつける方法を紹介します。
2、キャッシュフロー作成
家計簿のデータが1年以上溜まったらいよいよキャッシュフローの作成に取りかかります。
ポイントはローンの残高確認と返済計画、将来の大きな支出の予測(子供の進学など)です。
せっかくですので、人生設計を楽しむ気持ちで作りましょう。ざっくりの計算で大丈夫、完璧などありえないのです。
完璧ではなくても十分役立てることができますし、継続により精度は徐々に高めていくことができます。
3、年間予算作成
キャッシュフローから読み取れる将来の危険や、あなたの目標を現実にするための年間予算計画を立てます。
ここで重要なのは、実現不可能な予算にしないことです(もちろん自分に甘すぎるのは言語道断!)。
目標を達成することはモチベーションアップにもつながります。
全ての費目に厳しい予算を割り当てるのではなく、多少の遊びも持たせることも長続きのコツです。
4、家計簿をつける
一番大切な家計簿つけです(^^
これをやめてしまうと、せっかく作成したキャッシュフローが無意味なものになってしまいます。
忙しい時期は多少おおざっぱになっても大丈夫。長続きさせることを優先しましょう。
5、1年の反省会
2年目以降の家計簿は、1年の終わりに年間予算に対する反省会を行います。
うまくいった所・目標と違ってしまった所があると思いますが、それぞれ原因を探し、次の改善に役立てましょう。
6、キャッシュフロー見直し
家計簿記録から、今年度版のキャッシュフローを追記し、将来予測の見直しを行います。
そして、年間予算を作成して新たな1年の始まりです!
以上の継続により、キャッシュフローはあなたにとって頼れるヤツであり続けるのです。
いよいよ次項から、男の家計簿術の実践に入ります!