家計を知り実現性のあるライフプランを立てるには家計簿つけだけでは不十分。
家計簿つけからキャッシュフロー・予算作成までを実践形式で紹介します。
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家計簿を予算で斬る!忘れちゃダメよ反省会

本項では、日々つけている家計簿(=家計の実績)と予算(=家計の目標)を比較することで
1年を振り返り、次の年へつなげる為の反省会のポイントを確認します。

なお、ここでは反省会を「1年の締めくくり」として取り上げていますが
必要に応じて「月ごと」「半年ごと」などに同様の反省会を実施すると効果的です。
特に、途中で予算どおりにいかなくなってしまった際などは、年末にこだわらず
随時、反省会を実施して原因を洗い出し、改善するようにしましょう。

 

ステップ1 反省会に使う資料を準備する

当然といえば当然のことですが、まずは資料を準備します。
必ず必要になるのは次の2点です。
・予算と実績…予算と実績を比較できるもの
・予算と実績のコメント…予算を作成・実践するにあたりつけていたコメント

予算と実績

予算と実績のコメント

妻や家族みんなで反省会を行う場合は、上記のような資料を印刷し
みんなでテーブルを囲んで行うと活発でスムーズな進行になります。

 

ステップ2 予算から実績を評価する

反省会の準備は整いました。
まずは費目ごとに予算と実績を比較し、達成度に対する評価を行います。

「予算オーバー」してしまった場合、何かしらの問題があるのは当然ですが
「予算どおり」または「予算より低い」実績の費目についても問題があるかもしれません。
予算を立てた時点で想定した収支内訳と、実際の収支内容を見比べて問題の有無を確認することも必要です。

次のチェック項目を参考に、評価をしてみましょう。

 ・年間合計および各月の合計が予算以内に収まっているか?
 ・習い事やスポーツジムなど、自分を磨く為の予算を、計画通りに使うことが出来たか?
 ・各費目の用途について、当初予定していた内訳となっているか?

次のように、各費目に対しての評価をまとめます。
家計を客観的に見るためにも、格好つけずにありのままを 書くのが良いでしょう。

評価一覧

 

ステップ3 原因の特定し、今後の対策を立てる

最後に、実績の評価で「問題あり」となった費目に対して原因を特定し、今後の対策を考えます。
対策は次年度以降の予算に取り入れ、より良い家計を目指しましょう。

 

いかがでしたか?
実際に家計と向き合ってみると、思った以上に問題が多かったのではないでしょうか。
問題が多いということは、「まだまだ家計を良く出来る」ということですので
ポジティブに受け止め、改善の為の具体的な対策を練りましょう。

基礎編の最後となる次項では、予算の実績を元にしたキャッシュフローの見直しを実践します。

 
 
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