家計を知り実現性のあるライフプランを立てるには家計簿つけだけでは不十分。
家計簿つけからキャッシュフロー・予算作成までを実践形式で紹介します。
家族に仕事、そして趣味…忙しいあなたも時間をかけずに続けられる男の家計簿術!
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明らかになっていく未来!キャッシュフローの見直し

いよいよ基礎編最後の実践項目となります。

本項では、作成済みのキャッシュフローに最新の情報である
今年度の実績を取り込み、将来予測を含め、見直しを行います。
せっかく家計簿つけをしているわけですから
キャッシュフローは毎年更新し、信頼のおけるものにしておきましょう

ここで行うことは、基本的にキャッシュフロー作成と同じになりますが
これまでのおさらいを含め、見直しの際に忘れがちな重要なポイントを確認していきましょう。
※はじめての方は、まず「未来をざっくり予測!キャッシュフローを作る」をご覧ください

 

ステップ1 今年度の実績を取り込む

現在の「今年度」キャッシュフローには、昨年度時点での
将来予測値が入っていると思います。これを、今年度の実績に置き換えるだけです。

 

ステップ2 ローンの返済計画を洗い出す

ローン返済計画を再度洗い出します。
金利の変動や、「繰上げ返済」等の計画見直しを入れた場合は反映します(残高証明等をよく確認しましょう)。
また、新たに組んだローンがあれば忘れずに追加します。

 

ステップ3 家族構成と人生イベントの洗い出し

収支予測を立てる為の根拠となる、「家族構成」「人生イベント」を洗い出します。
追加で判明したイベントはもちろん、より具体的な内容が見えてきたイベントもしっかり更新します
例えば、「子供の小学校に進学」のイベントについて
「私立小学校に進学」という具体的な目標を設定した場合はどうでしょうか?
この場合、「中学校も私立」となる可能性が高いことが想像できます。
よって、中長期にわたって教育費のキャッシュフローを見直す必要があることが分かります。

 

ステップ4 将来の収支予測の更新

これまでのステップで洗い出した情報を元に、来年度以降の収支予測を見直していきます。
その際、物価の上昇率や、年収UP率なども適切であるかどうか再度確認しましょう。

以上でキャッシュフローの見直しは完了です。
キャッシュフローを元に、来年度分の新たな予算を設定し、家計簿つけを実践しましょう。

 

おわりに

お疲れ様でした!
以上で「男の家計簿術」は全てマスターしました。
家計簿つけに始まり、キャッシュフロー作成、予算作成までを行いました。
この「計画・実行・反省」というひととおりの実践を通して、家計管理の「本来あるべき姿」を少しでも実感いただけたのではないかと思います。

家計の管理・改善には本来決まった形はありません。
これからは、あなたの手でこの「男の家計簿術」をより良く改良し、楽しく幸せな人生の実現に役立てて下さい(^^

当サイトでも、随時内容の改善・家計簿ソフトのバージョンアップを行ってまいりますので、思い出した際はぜひご訪問ください。

 
 
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